HighB♭は高くない!

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常識を覆せ!
トランペットの新しい練習方法

トランペットの向きで音色が変わる!?パートメンバーでベルの向きを考察してみよう!

皆さんは「パート内でベルの角度を合わせろ」なんて言われたことがあるのではないでしょうか?
「見た目の問題」と思っている方もいるかもしれません。
ですが、ベルの角度は重要な役割を持っているということを、皆さん知っていますか?

楽器が向いている方に向かって音が出る

角度の違う女の子のイラスト

トランペットは前方にベルがあり、真っ直ぐ前を向いています。その為、トランペットが向いている方向へ音が出るようになっています。
前を向いていれば前へ、右を向いていれば右へ、下へ向いていれば下へ音が出ます。
考えてみれば当たり前のことですが、この特徴がパート内でとんでもない問題を引き起こしている可能性があります。

実験してみよう

どんな問題を引き起こしているのか、実験してみましょう。

実験方法

  1. トランペットを吹く人ひとりを決める
  2. 残りは聞く人
  3. 全員が聞く人になるように2回行う

聞く人から見て前を向いて音を出してみる

聞く人は次のことについて確認しながら聞いてみましょう。

音量はどのくらい?
音色はどんな風に聞こえる?

聞く人から見て右を向いて音を出してみる

聞く人は次のことについて確認しながら聞いてみましょう。

音量はどのくらい?
音色はどんな風に聞こえる?

聞く人から見て後ろを向いて音を出してみる

聞く人は次のことについて確認しながら聞いてみましょう。

音量はどのくらい?
音色はどんな風に聞こえる?

聞く人から見て上を向いて音を出してみる

聞く人は次のことについて確認しながら聞いてみましょう。

音量はどのくらい?
音色はどんな風に聞こえる?

聞く人から見て下を向いて音を出してみる

聞く人は次のことについて確認しながら聞いてみましょう。

音量はどのくらい?
音色はどんな風に聞こえる?

ベルの角度がパート内で揃わないと音色も音量も揃わない

ベルの角度を変える実験をしてみましたが、音の聞こえ方はどう変わったでしょうか?
意外と違いがあったのではないでしょうか?

ベルの角度を変えるだけで、音量や音色、聞こえ方が変わってしまいます。
ということは、パート内でベルの角度がバラバラだと、音量や音色がバラバラに聞こえてしまうのです。

これでは、パート内で音量や音色を合わせることができません。
しかし、パート内でベルの角度を合わせるようにすれば音量や音色の聞こえ方を簡単に合わせることができます。

もちろん、元々の音量や音色があまりにも違う場合には他のアプローチが必要です。

演奏しながら揺れると音色も音量も揺れる

ベルの角度が変わると音の聞こえ方が変わるということは、体やベルを揺らすだけも、音の聞こえ方が変わってしまいます。
演奏しながら揺れると、音量がフレーズ間で変わってしまったり、音色がまばらになったりしてしまいます。
そうすると、悪目立ちしたり、指揮者の意図に反した表現になってしまう可能性があります。

有効活用

しかし、その揺れの特徴を使って有効活用することもできます。

メロディに表情を付けたい時

メロディに表情を付けたい時に効果的です。
何故なら、ベルの角度を変えることで音色の聞こえ方が変化するからです。
フレーズを盛り上げたり、落ち着かせたりする時にベルの角度を変えることで、音色の聞こえ方が変化し、メロディに表情を付けることができます。

音量を調節したい時

「ここはfffでダイナミックに!」という時は、ベルアップをすれば音がとても大きく聞こえるようになります。
逆に、「pで静かに」という時は、ベルを下げれば音が小さく聞こえます。
このように、音量の変化を付ける時には、ベルの角度を変えることは効果的と言えます。

ソロを演奏する時

ソロを演奏する時には、音量も音色も変化を付けたくなるかもしれません。
そんな時はフレーズの途中で適切にベルの角度を変え、息の量や吹き方を変えずに音量や音色の聞こえ方を変化させるのがおすすめです。

まとめ

ベルの角度、これまで気にしてこなかった方もいると思います。
意外と音が変わって聞こえるので、気にして演奏してみると新しい発見があるかもしれません。
この記事があなたの新しい発見を手助けできたら幸いです。

運営者

プロフィール
牛くん

MooCowスタジオ代表

工業高校卒業→大手企業(製造業)に就職→3年2ヶ月で退職→中小企業(IT系)に就職→1ヶ月で退職→起業

普段はWebライティングの受託、メディア運営を中心に活動をしています。