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トランペットの新しい練習方法

息を増やすだけではダメ!!トランペットでうるさくない大きな音を出す方法

みなさんは、練習中に「もっと音を大きく!」と言われたことはありませんか?

今回は、トランペットで大きな音を出す方法についてご紹介します。
しかし、ただ大きな音を出すだけでは「うるさい音」になってしまうことがあります。

特にトランペットは他の楽器に比べて、大きな音、うるさい音が出やすい楽器です。
うるさい音にならずに、大きな音を出す方法も合わせてご紹介します。

大きな音を出すありがちな方法

大きな音を出そうとした時、みなさんはどうしていますか?

一番多い答えとしては「息の量を増やす」だと思います。
この方法は、大きな音を出す上で、基本となる考え方です。

楽器を吹く時に、音の元となっているのは「息」です。
元となる息の量を増やすことで、音を大きくすることができます。

しかし、息の量を増やすだけでは、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがあります。

ただ息の量を増やしても、うるさくなるだけ!?

耳を塞いでいる人のイラスト

ただ、息の量を増やしただけでは、うるさい音になってしまいます。
場合によっては、音が大きくならない場合もあります。
そんな、息を増やしただけの時に起こる、落とし穴と解決方法をご紹介します。

ただ息の量を増やした時のデメリット

  • 広がった、芯のない音になってしまう
  • うるさい音になってしまう
  • すぐに疲れてしまう
  • 大きい音を維持できない

何も意識せずに、息の量を増やすだけだと、上記のようなデメリットが出てきます。

これらのデメリットの原因は「2つのロスが多い」ことです。
1つ目のロスは、唇の振動のロスです。
唇が余分な振動をしてしまうと、余分な音が混じってしまったり、逆に振動が少ないと、息の音の多いスカスカした音になってしまいます。

2つ目のロスは、息のロスです。
息のロスが多いというのは、それだけ息を使うので、すぐに疲れてしまったり、すぐに息がなくなり大きな音を維持できないということにつながります。

では、息の量を増やす以外に何を意識すればいいのでしょうか?
うるさくない大きな音を出す3つのポイントをご紹介します。

大きな音を出すための3ポイント

ポイント1:効率よく唇を振動させる

唇の振動を大きくすることで音は大きくなります。
振動を大きくするには、その分たくさんの息が必要になります。
しかし、効率よく唇を振動させることで、少ない息でも大きな音を出すことができます。

唇が効率よく振動すれば、振動のロスをなくすことができます。
さらに、少ない息で済むので、息のロスもなくなります。

唇を効率よく振動させるには、どこに向かって息を入れるのかが重要です。
息の通る穴の真ん中なのか、上なのか、下なのか、狙う場所によって音の出しやすさが違います。

どのポイントに向かって息を入れると、楽にいい音が出るのかを探しましょう。
これは個人差があり、音によって変わってきますので、根気よく探すようにしましょう。

ポイント2:息をまとめる

ただ息の量を増やした時に、音が広がってしまう人は、息が広がっているのが原因です。

息が広がると音も広がってしまいますが、中心にまとめるように息を入れることで、音をまとめることができます。

音を中心にまとめることによって「芯のある音」になります。
芯のある音は、遠くまで届くようになりますし、周りの音にかき消されにくくなります。

この時、自分が思っている以上に大きな音が出ます。しかし、自分では気づきにくいです。
それは、うるさくない大きな音だからです。
別の人に聞いてもらって確認するとわかりやすいです。

ポイント3:ベルをあげる

トランペットは、ベルの向きがまっすぐ前を向いています。
そのため、ベルの正面が一番音が大きく聞こえる位置になります。

しかし、 譜面台にベルをあてて吹く奏法 でも紹介したように、ベルの正面に譜面台を置いて吹いている人もいると思います。
譜面台をベルの正面に置くと、譜面台が音を遮ってしまって、遠くまで届かなくなります。
大きな音を吹く時は、ベルを譜面台から外して吹きましょう。

しかし、演奏中に譜面台を動かすわけにはいきません。

そんな時に最適なのが、ベルアップです。
ベルアップをすることで目の前に譜面台があったとしても、音は、譜面台の上を通って行くことになります。
そうすれば、遮るものがなくなり、ロスなく音を届けることができる為、これまでよりも音が大きいと感じさせることができます。

まとめ

今回は、うるさくない大きな音の出し方についてご紹介しました。
ただ息を増やすだけではなく

  • 効率よく唇を振動させる
  • 音を中心にまとめる
  • ベルアップをする

というようなポイントに注意しながら、演奏してみましょう。

このポイントを抑えられていないと、うるさい音になってしまったり、疲れやすくなってしまいます。

息をまとめたり、息を入れる位置を工夫したり、細かなことに気を使いながら、うるさくない大きな音を出せるようにしていきましょう!

運営者

プロフィール
牛くん

MooCowスタジオ代表

工業高校卒業→大手企業(製造業)に就職→3年2ヶ月で退職→中小企業(IT系)に就職→1ヶ月で退職→起業

普段はWebライティングの受託、メディア運営を中心に活動をしています。