HighB♭は高くない!

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常識を覆せ!
トランペットの新しい練習方法

トランペットのチューニング管、抜きすぎていませんか?

トランペットを吹いている時、突然高い音が出にくくなった経験ありませんか?
そんな時にまず確認するべき箇所についてご紹介します。

楽器の長さで音の高低が変わる

楽器のイラスト

楽器の管の長さは音程の高低に影響があるのをみなさん知っていますか?
低い音が出るチューバと、高い音が出るフルートの管の長さを比べてみると一目瞭然です。

管が長い楽器でなる音の高さは?

チューバやバスクラ、バリトンサックスといった管の長い楽器は低い音を鳴らすことができます。
チューバより少し管の短いユーフォや、バリトンサックスより少し管の短いテナーサックスは、少し低い音を鳴らすことができます。

管が短い楽器でなる音の高さは?

フルートやクラリネット、アルトサックスといった管の短い楽器は高い音を鳴らすことができます。
ピッコロやEsクラなどのもっと管の短い楽器はもっと高い音を鳴らすことができます。

チューニング管を抜くと楽器の長さが変わる

チューニングしていて音程が高かった場合は、チューニング管を抜きますよね。
何故かと言うと、チューニング管を抜いて管を長くすることによって、音程を低くしたいからです。
チューニング管は手軽に管の長さを調節できる役目があります。

チューニング管を抜きすぎると高い音が出にくくなる

しかし、チューニング管の扱いで気をつけなければいけないことがあります。
それは、チューニング管を抜きすぎると、高い音が出なくなることです。

管が長くなればなるほど、高い音は出しにくい

チューニング管を抜きすぎるということは、楽器の管をとっても長くしているということです。
楽器の管が長くなればなるほど、低い音が出るようになります。
ということは、チューニング管を抜きすぎると低い音ばっかり出て、高い音が出にくくなってしまうのです。

コンクールの練習をしている時期に起きやすい

コンクールの練習時期である夏は、気温が上がるためチューニング管を抜きすぎてしまう傾向にあります。
そのため、高い音が出なくなり、焦って無理に出そうとして唇を壊してしまうリスクが高くなります。
昨日まで出た高い音が出にくくなった時、まずはチューニング管の抜き加減を確認してみましょう。

チューニング管を抜く時は1cm以内が望ましい

チューニング管を抜く長さは1cm以内が望ましいと言われています。
元々楽器は音程が合うように製造されており、チューニング管は音程の微調整をする為の仕組みです。微調整の範囲を超えてしまうと、他の音や演奏に不具合が起きる可能性が出てきます。
チューニング管を1cm以上抜く必要がある場合は、他にピッチが合わない原因があるかもしれません。
焦って無理やり音をださずに、冷静に原因を分析しましょう。

まとめ

夏場に多い、チューニング管の抜きすぎ問題についてご紹介しました。
チューニング管を抜きすぎると高い音が出にくくなるだけでなく、演奏する上で不具合が起きてしまうかもしれません。
楽器の構造上、チューニング管は微調整として使うものなので、過度な調整には向いていないのだと思います。

ついついたくさん抜いてしまうチューニング管ですが、この期に抜き加減を見直してみてはいかがでしょうか?

運営者

プロフィール
牛くん

MooCowスタジオ代表

工業高校卒業→大手企業(製造業)に就職→3年2ヶ月で退職→中小企業(IT系)に就職→1ヶ月で退職→起業

普段はWebライティングの受託、メディア運営を中心に活動をしています。