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トランペットの運指解説!同じ運指で違う音が出る不思議

トランペットやチューバといった金管楽器は「なぜ」同じ指で違う音が出るのでしょうか?
今回は、その謎を解きながらトランペットの運指をご紹介していきます。

トランペットの運指表(基本編)

下のB♭〜チューニングB♭までの運指表の画像

トランペットはどうやって音を変えるの?

トランペットが音を変える方法は、2つあります。
1つはピストンを押す方法、もう1つは唇の振動で変える方法です。
それぞれについて詳しくご紹介します。

ピストンを押すことで音を変える

楽器というのは、管が長くなるほど音は低くなります。逆に、管が短くなると音は高くなります。
トランペットは、ピストンを押したり離したりすることで管の長さを変えています。
そうすることで音を変えているのです。
しかし、運指表を見ると同じ運指で違う音が書かれていますよね?
これの正体がもう一つの音を変える方法です。

唇の振動によって音を変える

金管楽器は、唇を振動させることで音が出ます。
振動がゆっくりになると低い音、早くなると高い音になります。
この原理を利用して音の高さを変えているのです。

振動を変えるには、息の速さや向き、唇の締め具合などを調整します。
つまり、振動を変えることで同じ運指でも複数の音を鳴らすことが可能になります。

同じ運指で出る違う音を倍音という

音にはそれぞれ基本となる振動が決まっています。
しかし、基本となる振動以外にも2倍3倍。。。と細かい振動もしています。

この細かい振動が倍音として別の音を鳴らしているのです。
例えば、B♭を吹いているときにも小さくDやFの音が鳴っています。

この倍音の特性を使うことで、同じ運指でも違う音を出すことができます。
つまり、同じ運指の音は全て倍音ということです。

トランペットの運指表(拡大編)

下のF〜HighB♭までの運指表の画像

高い音ほど押さえるピストンが減る

前述したように、管が短いほど高い音が出やすいです。
そのため、音域が高くなるにつれて押さえるピストンが減っていきます。

さらに倍音の数も増えるので、同じ運指で出る音の数が増えます。
そのため、音が狙いにくくなります。

ここでワンポイント!

倍音が増えると、音と音の間隔が狭くなっていきます。
すると、ちょっとした違いで音が変わってしまうので音を狙うのが難しくなります。

そんな時は、鳴らしたい音をイメージできているかが大切になります。
イメージができているかは、歌うことで確認できます。
吹きたい音を歌うことができれば、その音を頭の中でイメージして吹くことができます。
そうすることで、より確実に音を狙えるようになります。

音がうまく当たらない時には、その音を歌えるように練習してみてください。

まとめ

今回は、トランペットの運指についてご紹介しました。

はじめたばかりの時は「なんで同じ指で違う音が出るの?」と不思議に思うことでしょう。
しかし、なぜ違う音が出るかを理解できれば、運指を覚えやすくなったり、音が狙いやすくなります。

この記事が練習のお役に立てれば幸いです。

運営者

プロフィール
牛くん

MooCowスタジオ代表

工業高校卒業→大手企業(製造業)に就職→3年2ヶ月で退職→中小企業(IT系)に就職→1ヶ月で退職→起業

普段はWebライティングの受託、メディア運営を中心に活動をしています。